紹介文

急速に出現し、人類の健康を脅かしている感染症！
感染疾患は、過去には見られなかった新たな微生物の出現とともに、医学発達による侵襲的手術や施術、骨髄または臓器移植による人為的な免疫低下の誘発をはじめ、抗がん剤およびステロイド剤に対する耐性などがその原因となります。
さらに、麻疹(2000年患者32,088名発生)のように、過去すでに流行が終わったり減少したと思われていた伝染病が再出現する場合もあり、感染病に対する格別の注意とともに 免疫力の重要性が高まっています。
感染免疫内科は、健康を脅かす様々な形態の微生物による感染疾患を治療し、様々な疾病により免疫力が低下した患者の診療を行っています。

感染免疫内科は、肺炎、細菌性下痢、腸チフス、コレラ、脳髄膜炎、心内膜炎、膀胱炎、腎盂腎炎などの細菌性感染疾患を診療しながら治療をします。 また、臓器移植患者、白血病やがん患者など、長い闘病によって免疫力が低下した患者に発生する日和見感染疾患と後天性免疫欠乏症(AIDS)患者など、様々な疾患について科学的・体系的な治療を行っています。
また、感染病予防のために正しい抗生剤を使用するための管理だけでなく、病院感染の発生を監視·管理するとともに、感染に関連した専門的な諮問および協議診療を通して感染病の心配のない安全な社会づくりに取り組んでいます。

診療分野